喘息予防のポイント
ASTHMA PREVENTION
喘息予防のポイント(生活習慣・体調)
生活習慣を整えよう
ストレスをためない
ストレスにより、自律神経の乱れなど体の機能を調節する体内物質のバランスがくずれ、喘息が悪化しやすくなります。休養をとってストレスをあまりためこまないようにしたり、趣味や好きなことをして上手に発散するようにしましょう。
タバコは喘息には厳禁
タバコの煙は気道の刺激になるだけでなく、喘息のもとである炎症を悪化させ、喫煙を続けると喘息の基本治療薬である吸入ステロイド薬の効きが悪くなることも分かっています。
ご自身が喫煙者でない場合も、タバコの煙があるところは避けましょう。
十分な睡眠をとる
睡眠不足により疲労がたまると、風邪を引きやすくなったり、アレルゲンに対してより敏感になったりします。
睡眠時間を確保し、適度な運動や入浴、アロマテラピーなどで安眠できる環境づくりを心がけましょう。
アトピー型喘息はアレルゲンの排除が不可欠
アトピー型喘息は、アレルゲンを吸い込むことにより症状を引きおこします。
アレルゲンとなるものには、ダニやホコリ、カビ、ペットの毛、花粉などがあります。こまめに掃除と換気を行い、空気をきれいに保ちましょう。
体調を整えよう
風邪やインフルエンザの予防
喘息の方は、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染によってさらに気道の炎症が強まり刺激を受けやすくなります。普段から、うがいや手洗いなどを心がけ、風邪やインフルエンザが流行する秋から冬にかけては、人ごみを避けたり、マスクをするなど特に注意が必要です。また、インフルエンザワクチンの予防接種を受けておくと良いでしょう。
適度の運動は症状がおこりにくい体質に
毎日の治療をきちんと行って症状が安定していれば、適度な運動により、心肺機能が高まり、基礎体力がアップして、症状がおこりにくい体になります。
ただし、運動前には必ず準備運動をしましょう。また、冷たい空気は症状がおこりやすいので気温の低い朝は控え、冬場は乾燥するのでマスクを着用するなど注意が必要です。
室内の環境を整えよう
部屋の掃除のポイント
- こまめに換気し風通しをよくして湿気を防止
- 布団・枕は天日干しし、掃除機をかける
- エアコンのフィルターはこまめに水洗い
- 薄手のカーテンをよく洗って使用
- 家具とすきまをあけて掃除機をかける
- 扉つきの棚
- ソファは革または合成皮布ばりのソファは×
- ぬいぐるみ×
- 観葉植物×
- カーペット、畳×
- 座布団やクッション×
- ペットはなるべく飼わない×
毎日の自己管理を行おう
喘息日記をつけよう
喘息は毎日の自己管理が必要です。自己管理のために実践したいのが症状や体調、日常生活などについて喘息日記をつけることです。
日記をつけることによって、どんな時に増悪(発作と呼ばれることもあります)がおこりやすいかなど、自分の症状を把握しやすくなります。また、日記を医師に見せることによって診断や治療の助けとなります。
- 夜間・早朝の喘息症状の有無
- 上のイラストのような喘息症状により、夜眠れなかったり、夜間や早朝に目が覚めたりすることがありましたか?
- 日中の喘息症状の有無
- 日中、喘息症状がありましたか?
- 生活への影響の有無
- 喘息症状により仕事や家事がはかどらなかったことがありましたか?
- 増悪治療薬の使用の有無
- 増悪治療薬を使用しましたか?
- 長期管理薬の服薬状況
- 毎日服用または吸入する薬のことです。医師の指示通りに服薬または吸入できましたか?処方されている薬剤と共に服薬状況を記入しましょう。
- その他
- 症状の詳しい内容や気になる事柄など、医師に伝えたいことがあれば記入しましょう。
ピークフローをつける
喘息がきちんとコントロールされているかどうか自分の状態を知るには、ピークフロー値が役にたちます。ピークフロー測定は、毎日行う必要がありますが、家庭で簡単にできます。