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監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生
監修:国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授/山王病院アレルギー内科 足立 満 先生

環境についてのQ&Aをご覧いただけます。

喘息そのものが遺伝することはありません。しかし、アレルギーになりやすい体質は遺伝することがありますので、家族の中でアレルギー疾患を持っている⽅がいる場合には喘息になる可能性があります。

まず、吸⼊薬や内服薬は毎⽇決められた通り、規則正しく服⽤しましょう。また、⼀般的な注意として喘息症状のコントロールのために⽇常⽣活の中でできることはたくさんあります。禁煙する、タバコの受動喫煙に気をつける、ストレスをためこまない、疲れをためこまないようにする、睡眠を⼗分にとる、アレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)を遠ざける、部屋をこまめに掃除する、⾵邪を引かないように気をつけるなどがあります。

ペットの⽑やフケ、そのフケを⾷べて育つダニが喘息の原因になることがあるため、イヌ、ネコ、⼩⿃、ハムスターなどのペットは室内で飼わないようにしましょう。どうしてもペットを飼いたいときには、屋外で飼いましょう。

季節の変わり⽬や、気候の不安定な時に喘息の症状が出やすいと⾔われています。特に気温の上下が激しい時、梅⾬の時期、台⾵が近付いた時などに喘息が悪化しやすいようです。

喘息患者さんが飲酒をすると、喘息症状が悪化することがあります。これはお酒を飲むと⾎中のアセトアルデヒドの濃度が上がるためです。アセトアルデヒドは頭痛や吐き気を起こす物質で、喘息を悪化させることもあります。

インフルエンザに感染すると喘息の症状がひどくなりやすいので、予防接種を受けておくといいでしょう。しかし、予防接種ワクチンの中には卵を使⽤して製造されているものがありますので、卵アレルギーの⽅は⼗分に注意が必要です。予防接種を受ける前には、⾃分が喘息であることを必ず医師に伝えてください。